ホール演奏に向けて 10
公開日:
:
ホールで弾いてみよう
ホールで演奏する曲は、普通の部屋で弾く時よりも「明確な発音」「弦を響かせる」ことに気をつけて練習します。
速いパッセージは「自分で全ての音がきちんと聞こえている」状態になると、客席の聴衆にも きれいに届き(聞こえ)ます。
この練習方法は、まずはテンポを落として、ゆっくりさらうことからスタートします。ゆっくり弾く事によって音符が頭に入ってきます。
それでも上手に弾けない場合は、手に力が入っているのかもしれません。例えば今までに そんなに速く弾いた事がなくて緊張してしまったのであれば、ゆっくりから少しずつテンポを上げていけば弾けるようになると思います。
「こんなに速く弾けるかしら?」という不安で身構えているのでしたら、まずは自分の弾けるテンポで弾けば良いのだと考え、リラックスして弾ける速さまで落として練習していきます。安心して弾けるテンポは、練習回数によって段々と速くなる場合が多いです。
技術の習得に抜け道はありません♫
関連記事
-
ホール演奏に向けて 9
「久しぶりにヴァイオリンを弾くので、基礎練習からお願いします。」というHさん。 今日の
-
ホール演奏に向けて 3
今回のホール演奏に参加予定のTさん。 演奏予定曲は「リュリ作曲 ガ
-
ホール演奏に向けて 14
ホール演奏に向けてのリハーサルが続いています。 レッスン室でもヴァイオリン演奏する向きを変えた
-
ホール演奏に向けて 6
所属するオーケストラの演奏会を終えたばかりのMさん。 「ホールでの勉強会に参加させていただきた
-
ホールでサマーコンサート 15A
「2018年 サマーコンサート」のプログラムの最後は「パッフェルベル作曲 カノン」を弦楽合奏で行う予
-
ホール演奏に向けて 8
今回のホールでも、アイリッシュ(スコットランド地方の民族音楽)の曲を演奏予定しているSさん。予定曲目
-
ホール演奏に向けて 7
ヴァイオリンを始めて約3カ月のMさん。 ホールで「ゼーリング作曲 小品」…第一ヴァイオ
-
ホール演奏に向けて 2
「コンサートホールで演奏する」となると、レッスンは(やっぱり)変わります。 まずは、音程も「よ
-
ホール演奏に向けて 4
今回のコンサートでは「ラロ作曲 スペイン交響曲」を演奏する予定のKさん。 今日のレッス
- PREV
- (ヴァイオリンを含めて楽器の)ピッチ
- NEXT
- ヴァイオリンの「デタシェ」