「 ヴァイオリンの小話 」 一覧
ヴァイオリンのヴィブラート
2018/05/28 | ヴァイオリンの小話
ヴィブラートは、物理的には「音程を上下に揺らすこと」です。 ヴィブラートは、気の向くままに(いつでも見境なく)かけるテクニックではありません。 曲を弾く時、どのようなところでヴィブラートを
ヴァイオリンの渦巻き(スクロール)
2018/05/11 | ヴァイオリンの小話
ヴァイオリンのネックの先の渦巻きは、音響的な面からみると特別な役割は持っていません。なくても音にはほとんど影響しないようです。 実用的な面では、この渦巻きにひもをかけて楽器を吊るしておくためのも
ヴァイオリンの「デタシェ」
2018/04/29 | ヴァイオリンの小話
フランス語の「分離した」という言葉からきた用語の「デタシェ」。一音ごとに弓を返して弾く奏法です。跳ねたり、アクセントをつけたりしないで、普通に弾きます。元弓から先弓まで均一の音を出すことが大切です。基
(ヴァイオリンを含めて楽器の)ピッチ
2018/04/25 | ヴァイオリンの小話
ピッチ(ヘルツ)の世界標準ができたのは、第二次世界大戦後のことです。1955年、国際標準化機構(ISO)の勧告により、a=440が世界標準になりました。しかし、標準化になった後も、1960、70年代に
ヴァイオリンの「フラジオレット」
2018/04/21 | ヴァイオリンの小話
ヴァイオリンの「フラジオレット」は「ハーモニクス」ともいいますが、倍音奏法のことです。このフラジオレットは、弦のちょうど半分のところに触れて弾くと、開放弦の一オクターブ上の倍音が出ます。第4ポジション